3連休はお天気でお出かけ日和でしたね。
我が家は友人の結婚式があり東京へ行ってきました。
家族で結婚式に招待していただくことが多い我が家、子連れの出席はドキドキハラハラなのですが、素敵なプレゼントのお陰で大人も楽しめる結婚式となり感動もひとしおでした!披露宴の席に案内されると子供たちの椅子の上にプレゼントがあったのです。飽き始めていた子供たちが嬉しそうに包装を開けると、息子には大好きなキャラクターを探す絵本、娘には仕掛け絵本が入っていました。子供が一人でも楽しめる粋なセレクトにも感動し、改めて絵本の底知れぬパワーに触れた気がしました。
そんな暖かだった連休も終わり、今日はぐっと寒くなりましたね。もうさすがに冬支度を終えていない森の動物たちもいないでしょうが、毎年この時期になると思い出す絵本があります。カエルの鳴き声が聞こえるととても心配になってしまうのです。
『かえるのいえさがし』(井 桃子、川野 雅代 作、 中谷 千代子 絵、福音館書店)
田んぼに住むかえるの親子は楽しく唄ったり、虫をとったりしていて、ふゆごもりのための穴探しを忘れてしまったのです。あちこち探しまわっても、どの穴も先客がありました。こうなったら、だれかの穴の隅にでもいれてもらえるまで探そうと家族で出かけます。あちこち断られますが、最後にいれてくれた優しい家主とは…。
子供の頃よく読んでくれていた母も、今でもこの時期に思い出す絵本だそうです。1967年刊の絵本ですが、その後1998年にこどものともコレクションとして再刊されました。ご実家にある方もいらっしゃるのではないでしょうか?時代を超えても温かさ親しみを感じる絵本です。
その季節ならではの絵本、子供たちと楽しみたいです。
(reina)